先月、9月で滞在10年になりました。
一区切りついた気がしますな、10という数字は。
10年といえばNZの運転免許証の期限は10年なので、ついに更新の時期がきたワケですよ。
来てすぐに運転免許を取りに行ったんですが、当時は筆記と実技を受けないとフルライセンスが取れなかったんですよね。何年か前に2年以上日本の免許証を保持してれば試験なしに書き換えができるようになってます。
そうそう、当時すごい不満に思ってたこと。
左側通行の日本は試験が必要だったのに、右側通行のいくつかの国は試験免除で書き換えれてたのが、全く腑に落ちなかったなぁ。
まぁそこはもう英語の関門と割り切ったもんです。筆記は友達がくれた自作のパソコン模擬試験のおかげで一発合格。その時点で仮免許(リストリクテッド)が発行され、実技試験を受けてフルライセンスになったんですが、当時持ってた国際免許証の期限切れ近くで実技試験を受けに行きました。しかし実技を2度落ちるという無様な結果で・・・3度目で合格。
試験免除の人を羨む思いもありますが、試験に受かる喜びはあったなぁ。
さてさて先日、その更新の知らせが来たので、AAに行って来ました。

申請用紙
更新は非常にシンプル。
現在の免許証と普段つけてるメガネと更新料金43.99ドル、以上でした。
用紙に必要事項を書き、受付で視力検査・写真撮影そして、はい!完了。
となるはずが、ちょっと視力検査で難がありました。
カウンターに検査機が設置されてるんですが、それを覗いてそこに書いてある文字を読み取る、それは普通のモノに思ったんですが、初めて見る形式。7行x2列のアルファベットが見える。
でもいざその文字を読んでみると受付の人と噛み合わない。
「3行目を言ってください」
と言われ、8個のアルファベットを読む僕。
でも、受付の女性は
「もう一列あるでしょ?そこも読んで」
っていうけど僕にはそれ以上何も見えない。
「ちゃんと見えていないのなら眼鏡屋さんで検査してもらってもう一度出直してください」
と言われる。20ドルくらいかかるらしく、また来ないといかんのか・・面倒なことになったなぁ。
でもとりあえず何故か写真撮影をすることに。
相変わらず写真はコンデジで1枚だけ撮って、こちらには見せてくれず受付の人がいいと判断するだけ。
そしてカウンターに戻り、仮の紙の免許証を書き始める受付の女性。すると、しまった!という反応をしてるのでなにかと思えば、
「本当は眼鏡屋さんで視力検査してきてからでないと交付しちゃいけないのに、これ(紙の免許証)書いてしまったから、もう一度ここで検査しましょう!」
念のため受付の人が機械を覗いてみたら何も問題ないね、と。
そんでから覗き直して焦点をずらしたりすると、たしかに3列あった!
乱視のせいか、(老眼のせいか)、ようわからんけどとにかくどうにか読み取ると無事更新完了できた!
おかげさんで次の更新は2027年です。えらい未来に感じる数字ですな。
いやー、忙しくないオレワのAAに行ってよかったかも。これがもしオークランドシティ周辺のAAやったら検査でまごついてたら冷たくあしらわれた挙句、問答無用で出直しの可能性が高かったかもしれません。
そういえば日本の免許証も所持していますが、更新の煩わしさが嫌で前回の帰国で更新に行かず、現在失効中です。
もう失効させてNZからの国際免許証でいいかなと思ってたけど、実家の車に乗れないとか、身分証明がパスポートだけになるという不便に気づいたので、完全失効する2年以内には更新に行こうと思っています。