前編でフラックスウィービングに必要なHarakeke ハラケケ (ニュージーランドフラックス)を手に入れ、いよいよウィービング。
Harakeke ハラケケ は硬くて、横にはなかなか切れません。
が、繊維に沿って縦には簡単に割くことができます。
それを利用して、頂いた葉を同じ幅に割いていきます。
そして割いた葉をこんな感じに織り込んでいきます。
私は毛糸の編み物のセンスがあまりないんで
できるか心配してましたが、これは編み目が大きいのでわかりやすい!
10本×10本の正方形ができました。
今度は内側へ。
折り紙のような立体になってきて、織るのもちょっと大変。
言われるがまま、まだ余っている部分を内側へ向かって織り込んでいきます。
織るのも大変だし一体どんな形になるのか、、、。
全く想像できません。
6×6本の正方形が2つできて、解けないように洗濯ばさみで仮止め。
どうするのかなー? と思っていたら、びっくり!
あら?
あれ?
おー。 なんか、カゴっぽくなってるんですけど。
気づかぬうちに、ほとんどできてましたわ。
解けてるところをきれいに織り込んで
余ったところは生花に使う剣山を使って梳かして、飾りにしました。
完成!
初めてだったけど、自分ではだいぶうまくできたと思ってます。大満足。
帰ってうちに飾ろー!
と、思うところですが、、、
マオリのしきたりでは、第一作目は人に贈ります。
もったいないなーとちょっと惜しい気もしたり、
そんなに上手じゃないんだけど、、、という恥ずかしさもあったり
でも、また作ればいいしと割り切って
前にマオリ語を教えてくれた近所に住む
マオリのおじちゃんにあげることにしました。
カゴの中に日本のお菓子を詰めて。
喜んでくれた、、、と思います。
初フラックスウィービングは
マオリのしきたりについても知ることができて、良い経験ができました。
教えてくれたお友達に感謝です。ありがとうございました!
もし機会があったら、挑戦してみてくださいね。