マオリ歴の新年―マタリキとプアンガ

先日、クラスで Matariki マタリキ について学びました。

ニュージーランドでは、
この時期になるとよく耳にする言葉だと思います。

何となく知ってるつもりでしたが、学んでみたら新しい発見だらけでした。

Matariki マタリキ って何???

Matariki マタリキ とは プレアデス星雲 のことで、
日本でいう 昴(すばる)です。

私達の先祖が同じ星を見てたって、なんかロマンチックですね。

そして、一般的には Matariki マタリキ は マオリ歴の新年 を象徴しています。

マオリのご先祖様は星を一つの頼りに方向を把握して
ニュージーランドへ渡ってきました。

また、星の動きをみて作物の収穫や次の年の準備などもしていたんです。

マタリキはいつ見れるの?

私、この時期だけしか見れないと思っていたんです。
が、実は他の季節でも見れます。
確かに思い返せば、冬じゃないときに昴が見えると思ったことありました。。。

ただ、4~5月頃に一度見えなくなります。その時期が作物を保存する時期です。

そして、6~7月頃に北東の明け方の空に再び昇ってきます
それがマオリ歴の新年に当たります。
今年(2019年)は6月25日からです。

しかし!マオリ歴の新年の始まりは部族によって違うんです。

マタリキだけじゃない。 新年の象徴 Puanga プアンガ

私が学んでいるマラエのマオリの人達は Puanga プアンガ という 
オリオン座のリゲル を新しい年の始まりとしています。

プアンガ は マタリキよりも 約2週間ほど早く昇ってきます。
今年は6月8日からでした。もう始まってました。

新年!って聞くと、日本のお正月みたいに
掃除して、飾り物して、お祈りしたり、初売りがあったりとかで
なんか盛り上がるのかなー、なんて想像してたんですが、、、

マラエの人達を見てるとそんなに盛り上がってる感じありません。
話題には出ますが、何ならいつもと一緒です。

もちろん、色んな場所でイベントはあります。
講演会とか、野外での儀式などがちょっとあります。
ですが、日本のお正月とは違います。


じゃあ、マオリの新年って何をするんでしょう?

マオリ新年の過ごし方

ニュージーランドの6~7月は冬。

この寒い新年の時期は、
火を起こし、家族で集まって仲を深めて、話を聞いて学んだりします。
そして、次の時期への準備するんです。

マオリ語の先生が言っていた言葉ですが、
「今はエナジーが低くなって体調を壊したり、メンタル的にも落ち込む時期。」

確かに今は風邪が流行っていて、体調崩している人多いです。
やたらめったら出かけるのは避けた方がいいかもしれないですね。

皆様もマオリのご先祖様に倣って
この時期は温かいところで家族や友達と美味しいものでも食べながら
話をして、関係を深めるのはいかがでしょうか?

そして、今の時期にあるマタリキのイベントに参加して
マオリ文化のこと、ぜひ学んでみて下さいね。

<参考>

Museum of New Zealand. (12/June/2019) The difference between Puanga and Matariki. Te Papa. Retrieved from https://www.tepapa.govt.nz

Qiane, M.(12/June/2019). Matariki: what to know about the Māori New Year, and how to celebrate it in 2019. The Spinoff. Retrieved from https://thespinoff.co.nz