先日、クラスで Matariki マタリキ について学びました。

ニュージーランドでは、
この時期になるとよく耳にする言葉だと思います。

何となく知ってるつもりでしたが、学んでみたら新しい発見だらけでした。

Matariki マタリキ って何???

Matariki マタリキ とは プレアデス星雲 のことで、
日本でいう 昴(すばる)です。

私達の先祖が同じ星を見てたって、なんかロマンチックですね。

そして、一般的には Matariki マタリキ は マオリ歴の新年 を象徴しています。

マオリのご先祖様は星を一つの頼りに方向を把握して
ニュージーランドへ渡ってきました。

また、星の動きをみて作物の収穫や次の年の準備などもしていたんです。

マタリキはいつ見れるの?

私、この時期だけしか見れないと思っていたんです。
が、実は他の季節でも見れます。
確かに思い返せば、冬じゃないときに昴が見えると思ったことありました。。。

ただ、4~5月頃に一度見えなくなります。その時期が作物を保存する時期です。

そして、6~7月頃に北東の明け方の空に再び昇ってきます
それがマオリ歴の新年に当たります。
今年(2019年)は6月25日からです。

しかし!マオリ歴の新年の始まりは部族によって違うんです。

マタリキだけじゃない。 新年の象徴 Puanga プアンガ

私が学んでいるマラエのマオリの人達は Puanga プアンガ という 
オリオン座のリゲル を新しい年の始まりとしています。

プアンガ は マタリキよりも 約2週間ほど早く昇ってきます。
今年は6月8日からでした。もう始まってました。

新年!って聞くと、日本のお正月みたいに
掃除して、飾り物して、お祈りしたり、初売りがあったりとかで
なんか盛り上がるのかなー、なんて想像してたんですが、、、

マラエの人達を見てるとそんなに盛り上がってる感じありません。
話題には出ますが、何ならいつもと一緒です。

もちろん、色んな場所でイベントはあります。
講演会とか、野外での儀式などがちょっとあります。
ですが、日本のお正月とは違います。


じゃあ、マオリの新年って何をするんでしょう?

マオリ新年の過ごし方

ニュージーランドの6~7月は冬。

この寒い新年の時期は、
火を起こし、家族で集まって仲を深めて、話を聞いて学んだりします。
そして、次の時期への準備するんです。

マオリ語の先生が言っていた言葉ですが、
「今はエナジーが低くなって体調を壊したり、メンタル的にも落ち込む時期。」

確かに今は風邪が流行っていて、体調崩している人多いです。
やたらめったら出かけるのは避けた方がいいかもしれないですね。

皆様もマオリのご先祖様に倣って
この時期は温かいところで家族や友達と美味しいものでも食べながら
話をして、関係を深めるのはいかがでしょうか?

そして、今の時期にあるマタリキのイベントに参加して
マオリ文化のこと、ぜひ学んでみて下さいね。

<参考>

Museum of New Zealand. (12/June/2019) The difference between Puanga and Matariki. Te Papa. Retrieved from https://www.tepapa.govt.nz

Qiane, M.(12/June/2019). Matariki: what to know about the Māori New Year, and how to celebrate it in 2019. The Spinoff. Retrieved from https://thespinoff.co.nz

私がマオリ語・文化を学んでいるマラエではちょっと変わった学習メソッドを用いています。

その学習メソッドは Te Ataarangi テ・アターランギ です。

マラエにマオリ語を学びに来ている人全員が英語を話します。
ですが、このメソッドでは マオリ語をマオリ語で 学びます。

テ・アターランギには基本ルールがあります。

<テ・アターランギの基本ルール>

1-英語をしゃべってはいけない(もちろん日本語もダメ!)
2-人の信念を貶してはいけない
3-お互いにプレッシャーを与えてはいけない
4-指名された人が話しましょう
5-謙虚に、そして礼儀正しく

この基本5つのルールに加え、他にもクラスでのルールがあります。

<クラスでのルール>

・クラスの前後には(英語でも)質問をすることができる
・授業中はノートを取らない(先生に指示された時を除く)
・机の上にはノートやペンなどの物を置かない(指定された時を除く)

クラスの始めと終わりに karakia カラキア(お祈り)をします。
このkarakiaをしたらクラススタート!マオリ語オンリーです。

これは私には非常にありがたいです。

第二言語が間に入ってこないので
ダイレクトにマオリ語を学べるのです。

<Rākau ラーカウ ‐マオリ語を覚えるツール‐>

クラスではRākau ラーカウ という、色と長さが違う棒を使います。
この棒で形を作り、その形と音を覚えます。
メモ代わりです。

例えばこんな感じです。これが何を意味しているか推測できますか?

テ・アターランギで使われる棒

これはマオリ語での自己紹介を学んだ時のものです。
それぞれの棒で作った形と言葉を覚えます。


この形は人によって違います。
ですので、先生が違うと全く違う形になったりします。

アターランギの棒を使った学習方法の例

ちなみに、Rākau は Tapu タプ(神聖)です。

Rākauを使っているテーブルでは飲食はできません(飲み水は例外)

そして

とにかく聞く!
とにかく声に出す!!
とにかく繰り返す!!!


授業中はメモを取ったり、携帯で調べたりしてはいけません。
聞くこと、見ること、発音することに集中します。


<一年間受けてみての感想>


私にはぴったりでした!

まるで子供のように、まず先生や先輩の真似をしてしゃべっていって
徐々に言葉を覚えていくんです。

歌やゲームもしました。
これがリフレッシュにもなるし、歌やリズムに合わせて単語が覚えらるんです。みんな大人ですけど、子供のように楽しんでました笑

テ・アターランギは実践的に言葉を習得したいのであれば
すごくいいメソッドだと思います。

みんなに合うわけではない。

ただ、中にはこのメソッドが合わない人もいます。

どうしても単語の意味が気になり英語でしゃべってしまったり
携帯で調べたりして、先生の話すことに集中できないのです。

その気持ちもよくわかりました。
一番初めのクラスでは分からな過ぎて泣きそうでしたし、
(正直ちょっと涙出てました。。。)

慣れない単語を覚えるのは結構なストレスです。
リアルに脳みそが痛いような、
頭がねじれているような感じになりました。。。

自分が伝えたいことをうまく伝えられないって辛いですよね。

ですので、途中で来なくなってしまう人もいました。

先生、クラスメイトに大感謝!

先生もかなりの忍耐が必要だと察します。

何度も、何度も、何度も、なーんども、私たちは同じ質問をします。

先生は嫌な顔せず、辛抱強く繰り返します。
それでも苦戦していると、言い方を変えたり
Rakāuを使ってメモを作ってくれたり、色々工夫しながら教えてくれました。

先生が良く言ってました。
「ここは安全な場所。失敗してもいいよ。学びの場所なんだから」と。
先生の仰る通り、私はめちゃくちゃ安心しきって
失敗を恐れず挑戦することができました。

クラスメイトにも感謝です。
覚えが遅く、英語もよくわかってない私でしたが、
そんなところも理解して、受け入れてくれました。
辛抱強く付き合ってくれて、いつも助けてくれました。

学べたのは言葉だけではない

このメソッドは言葉だけじゃなくて、
相手を尊敬すること、みんなで協力し助け合うことも同時に教えてくれました。


<さいごに>

もしマオリ語をこれから学んでみたいと思っている方がいらっしゃいましたら
その学校がどういう学習方法を用いているのかをチェックするのもポイントです。

英語を通してマオリ語を学ぶのか、マオリ語でマオリ語を学ぶのか。

Te Ataarangi(テ・アターランギ・メソッド)個人的におススメです。

これを英語の学習にも使えないかなーと思ったりもするんですが。。。

機会があったらぜひ体験してみて下さいねー。


Ka kite anō! カ・キテ・アノー
またね!

2019年 マオリ語/文化のクラスTe Tohu Hiwi (テ・トフ・ヒウィ)が始まりました。


Te Tohu Hiwi は North Tecというノースランドの専門学校のプログラムです。


ノースランド・オークランド地方部族(ンガプヒ・ヌイ・トヌ)の
マオリ語・文化のディプロマを取得することができます。


修了すれば専門学校卒くらいのレベルになれるんです。


覚悟はしてました。


でも、思っていた以上のレベルの高さ。
アセスメントの内容までがすべてマオリ語でしか書いていない!


単語、文法、儀式のやり方、しきたり、などもレベルアップ。
マオリ守護神や神話、マオリの世界観についてさらに深く学ぶようです。

そしてそこに「英語をマオリ語に訳す」「マオリ語を英語に訳す」も。


早速、英語の子供の歌をマオリ語に訳して歌う課題が課せられました。

が、

その歌、聞いたことない。
英語の単語がわからない。。
英語の文法がわからない。。。


ぐわー ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ


クラスメイトは必死になって
マオリ語で英語の文法を教えてくれました。(授業中はマオリ語しか話せません)


なんと複雑な状況。。。


歌も「この歌知ってる?」って聞いてくれて、メロディーを歌ってくれました。

みんな、ありがとう(/_;)


これが私にとって一番の難関になるでしょう。



ここで先生のお言葉が。


今年はグループ発表も沢山あるそうです。
「マオリ語のレベルの違いや知識量の差はあるけれど
みんなで協力していくのもこのプログラムの一環。
誰一人置いて行ってはいけないよ。」

チームワークが重要なんです。


「後輩はあなたたちのこと見てるよ」
今年はLevel3で勉強している人たちの先輩として、私たちはお手本とならないといけません。
なんか日本っぽいですね。






今年もなんとか必死こいて、しがみついていきます。


乞うご期待!

マオリ語・文化クラス無事に修了しました!
(最終日は12月始めでした。ご報告遅くなりました。。。)

振り返れば短かったような、長かったような9か月間でした。

週一回のクラス + 週末合宿 計8回。

しがみつきました笑

良いマラエに恵まれたおかげです。本当に感謝です。

マオリでも、ニュージーランド生まれでもない私を受け入れてくれた 教育機関やニュージーランドの教育制度に感謝です。

そして、良い先生達、クラスメイトにも大感謝です。

あと、このブログを読んで頂いている皆様、お友達の皆様
応援して頂いてありがとうございました。

おかげさまで1年やり遂げることができました。

皆様、ありがとうございました!
Ngā mihi ki a koutou katoa.  ンガー・ミヒ・キ・ア・コウトウ・カトア。
Tēnā koutou katoa. テーナー・コウトウ・カトア。

Whāia te iti Kahurangi 高みを目指す   @Wenderholm Regional Park

11月末に最後のクラスがあったんですが、

マオリ語だけで一人ずつ
この1年を振り返りと今後の抱負をスピーチしました。

涙あり、笑いありの最後のクラスになりました。

マオリ語ほぼゼロだった私もちょっとだけ話せるようになりましたよ。

でも片言だし、まだまだ知らないことばかり。

なので、マオリ語と文化の勉強を続けることにしました。

Ki te tuohu  辛抱強く @ Wenderholm Regional Park

しかし!次のレベルというのはNZQA Level 5(専門学校くらい)

今回修了したのがLevel3だったので、いきなり一個飛んじゃってます。

来年度はさらに必死でやらないといけないでしょう。。。

次のクラスは2月15日の合宿からスタート!

Koe me he maunga teitei  成し遂げられる @Wenderholm Regional Park

実は今回のブログに載せた3枚の写真は
Hakataukī(ハカタウキー) マオリことわざ です。
日本語で言うと 石の上にも三年 が近いでしょうか。

このハカタウキーの通り、
辛抱強く、目標に向かってコツコツとやっていこうと思います。


今年はもっと日本語での情報を発信したり、
日本とニュージーランド(特にマオリ)を繋ぐことをしていきたいなーと
思っております。

頑張るぞー!Kia kaha!!!   キア・カハ

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

Tēnā koutou katoa. テーナー・コウトウ・カトア

前回はマオリ語の 月 をご紹介しましたが、今回は 曜日 です。

こちらも2通りの言い方があります。

オークランドの春。Kōwhaiの花とTui。

Ngā rā o te wiki   ンガー・ラー・オ・テ・ウィキ

マオリ語の曜日

 

マオリ語の曜日<その1>

曜日 マオリ語 読み方
月曜日 Rāhina ラーヒナ
火曜日 Rātū ラートゥー
水曜日 Rāapa ラーアパ
木曜日 Rāpare ラーパレ
金曜日 Rāmere ラーメレ
土曜日 Rāhoroi ラーホロイ
日曜日 Rātapu ラータプ

 

こちらの単語には意味があります。

まず、Rā ラー には 日(英語で言うDay)。なので、全部の曜日に付いてますね。

月曜日は 古代の月の名前です。

火曜日は Tūmatauenga トゥーマタウエンガ(火星)

水曜日は Apārangi アパーランギ(水星)

木曜日は Pareārau  パレアーラウ(木星)

金曜日は Meremere メレメレ(金星)

土曜日は 土星、、、ではなくて、

Horoi ホロイ は 「洗う」

なので、「洗う日」 という意味になります。

日曜日は

「礼拝の日」 という意味です。
Tapu は「神聖な」「聖なる」という意味があります。

これは西洋的な概念が影響しています。

 

マオリ語の曜日<その2>

曜日 マオリ語 読み方
月曜日 Mane マネ
火曜日 Turei トゥレイ
水曜日 Wenerei ウェネレイ
木曜日 Taite タイテ
金曜日 Paraire パライレ
土曜日 Hatarei ハタレイ
日曜日 Rātapu ラータプ

 

私の先生やクラスメイトはこちらの方を良く使います。

これは明らかに英語由来です。

マオリ語には「S」や「D」がありません。
Saturdayを日本語カタカナにすると「サタデー」。
サ行とダ行なしで頑張って言ったら「ハタレイ」になりそうじゃないですか?
そう考えたら、ちょっと覚えやすいくないでしょうか。

 

 

どうでしょう?

単語がいっぱいで覚えるのは大変ですが、ちょっと知ってれば面白くないですか?

英語由来のマオリ語の曜日だったら、日本人だったらすぐ簡単に読めちゃうと思います。

 

 

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今週はマオリ語週間。 いつもよりマオリ語に関する話題が多いです。 昨日@aucklandmuseum がイベントでこんなバッジを配っていました。 Kia ora キア・オラ/キオラ おはよう。 こんにちは。 こんばんわ。 ありがとう。 など 挨拶にもなるし、お礼にもなる言葉。便利! ニュージーランドではよく見るし、よく聞きます。 皆さんもぜひ使ってみてね! yuka #yukaaotearoaholic #ニュージーランド #オークランド #オークランド観光 #マオリ語週間 #マオリ #マオリ語 #アオテアロア #キアオラ #tereomāori #newzealand #auckland #aotearoa #tāmakimakaurau #kiaora #aucklandmuseum #tewikiotereomāori #hapani #hapanihi

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そういえば、先週はマオリ語週間でしたけど、
マオリ語が少しずつ盛り上がってきているんじゃないかと思います。
勉強している身からすると、マオリ語に触れる機会が増えるのでうれしいです。

マオリ語週間のことはクラスでも話題になりましたが、先生が言ってました。

「私達にとっては毎週がマオリ語週間」

Māhita マーヒタ(先生)!おっしゃる通りです!

ということで、これからもコツコツと勉強していきます。

 

 

Ka kite anō!  カ・キテ・アノ!(ではまた!)

 

 

参考にしました。

Kupu o te Rā    https://kupu.maori.nz

 

先日、マオリ語での暦の読み方を習いました。

お気に入りのTiritirimatangi のカレンダーにもマオリ語が。

 

まず、基本の年月日の単語をご紹介します。

年  Tau  タウ

月  Marama  マラマ

日    ラー

これに数字を入れればいいかなー

数字の1 ’Tahi タヒ’ + 月 ’Marama  マラマ’ = Tahi Marama??? 1月???

って感じじゃないかなー と思ってたら

そんな甘くありませんでした。

 

覚えることがたくさん!
なんと月は言い方が二通りあるんです。

まるで 新暦 と 旧暦 のような感じです。

それではご紹介しましょう。

 

Ngā Marama o te Tau
ンガー・マラマ・オ・テ・タウ
(マオリ語での月の読み方)

 

<1つ目>

1月 Hānuere ハーヌエレ

2月 Pēpuere ペープエレ

3月 Maehe マエヘ

4月 Āperira アーペリラ

5月 Mei メイ

6月 Hune フネ

7月 Hūrae  フーラエ

8月 Akuhata アケハタ

9月 Hepetema へペテマ

10月 Oketopa オケトパ

11月 Noema ノエマ

12月 Tihema ティヘマ

 

なんとなくお気づきかもしれませんが、英語から来てるんですね。

だから覚えられるかな、、、と思ったんですが、逆に覚えづらい。。。

私の先生は新暦のほうをよく使っています。

 

<もう一つの暦>

一月 Kohitātea コヒターテア

二月 Hui-tanguru フイ・タングル

三月 Poutū-te-rangi ポウトゥー・テ・ランギ

四月 Paenga-whāwhā パエンガ・ファーファー

五月 Haratua ハラテゥア

六月 Pipiri ピピリ

七月 Hōngongoi ホーンゴンゴイ

八月 Here-turi-kōkā ヘレ・テゥリ・コーカー

九月 Mahuru マフル

十月 Whiringa-ā-nuku フィリンガ・アー・ヌク

十一月 Whiringa-ā-rangi フィリンガ・アー・ランギ

十二月 Hakihea ハキヘア

 

日本の 旧暦の読み方、睦月、如月、弥生、、、に近いと思います。
でも、日本とNZだと季節が逆なので、そこは一緒にはなりません。

マオリの場合は太陰暦にあたるみたいです。

一般的にはこちらがよく使われている気がします。なので、両方覚えておかないといけないです。

日本の旧暦の名前に意味があるように、
マオリ語の暦も意味があるんじゃないかとふんでいるのですが
今の私のレベルではそこまでは分かりませんでした。

わかったらご報告します。

 

そして、、、曜日も二通りあるんです。

クラスメイトも頭を抱えておりました。

次回は曜日をご紹介します。

 

乞うご期待!

 

 

 

マオリ文化に興味があるなーという方。

でもどうやったら学べるのだろう。。。
どこから始めたらいいのだろう。。。と思っている方。

もしよかったらご参考にして頂ければなと思います。

 

Maori TV

マオリTVはニュージーランドのテレビ局の一つです。
マオリ語と文化に重点を置いているのでマオリ語のニュースがあったり、Kapa Hakaのコンテストのライブを放送したり、マオリ色がたっぷり!番組によって英語とマオリ語両方の時もありますし、レベルはさまざまです。

うれしいのはオン・デマンドがあること。(*日本で観られるかはわかりません。)
私は子供用の番組をよく見てます。何回も観れるのもありがたい。
子供向け番組はマオリ語が分からなくても、なんとなーく推測できます。

 

例えば、、、
私の好きな番組は『Waiata mai』
100%マオリ語ですが、何回も観ていたらオープニングの歌が頭から離れなくなります。
このオープニングでは以前に紹介した自己紹介のフレーズが出てきます。

 

Tui! Tui! Ko Tere te tui~♪ トゥイ!トゥイ!トゥイのテレちゃん
Pō! Pō! Ko Kaha te kākāpō~♪ ポー!ポー!カーカーポーのカハちゃん
Ru~ ru~ Rangi te ruru  ルールー ルルのランギちゃん
Keko! keko! Pani te pūkeko ケコ!ケコ! プーケコのパニちゃん

Maori TV Waiata Mai On Demand
URL: http://www.maoritelevision.com/tv/shows/waiata-mai

トゥイ、カーカーポー、ルル、プーケコはニュージーランドの鳥です。
この番組では鳥のぬいぐるみが登場するのですが、その子たちの自己紹介が歌に入っているんですね。
私も勉強中の身なので全部を聞き取れるわけではありませんが、
このフレーズが聞き取れて理解できた時はうれしかったです。

そして気になる単語はMāori Dictionaryで調べます。
そしたら何となくどんな話か、どんな歌を歌っているかが推測できてきます。

 

絵本

オークランドの図書館にはマオリの絵本あります。

私はよく図書館のキッズコーナーに行って、マオリの伝説や神話の本を借ります。
いきなりマオリ語は理解できないので、英語かつ文章が短いものを選びます。
英語が苦手、、、という方でも、文章が短い本は簡単な単語が多いですし、知らない単語も数個だけ。
大人が読む本に比べれば、シンプル、簡潔、超わかりやすいです。
絵も理解するのを助けてくれます。

 

 

例えば、、、
マオリ神話に登場する半神半人のマウイのお話の絵本はたくさんあります。
・マウイが誕生した話
・太陽の動きを遅くした話
・大きな魚(陸)を釣り上げる話 などです。

私はPeter Gossageさんの絵本が好きです。
https://www.penguin.co.nz/authors/peter-gossage/books

ぜひご自分の好きな、読みやすい絵本探してみて下さい。

オークランド図書館のURLはこちら→ https://www.aucklandlibraries.govt.nz/
ちなみにオークランド図書館には色んなところにマオリ語が散りばめられています。
こちらもぜひ探してみて下さいね。

 

Te Wānanga o Aotearoa

Te Wananga o Aotearoa(テ・ワーナンガ・オ・アオテアロア)はNZの教育機関です。
この教育機関が提供するコースの一つにマオリ文化を学べるものがあります。
*NZの永住権、市民権を持っている人限定

レベルが色々ありますが、私は昨年に自宅でこのコースを受けておりました。

それはこれ。↓

He Papa Tikanga(ヘ・パパ・ティカンガ)
詳細はこちら(英語):https://www.twoa.ac.nz/landing/HPT

 

自宅に送られてくる教材の例

どんな勉強ができるかといいますと

 

・初級マオリ語
・マオリの世界観
・マオリの伝統や儀礼   など

 

私はこのコースを受けてマオリ文化にハマっていくことになるのですが、マオリ文化の概要がわかりました。マオリ語も出てきますが、基本は英語で優しく説明してくれています。

このコースは自宅にテキストが送られてきます。
課題があるのですが、それが終わったらチューターと連絡を取るのですが、なんと家まで来てくれます。
聞きたいことがあったらその時に聞くこともできます。
このコース以外にも違うレベルの在宅学習コースと通学コースがあるので、レベルや学びたいことに合わせて選ぶことができます。

 

マオリに関する勉強をしたんですが、
この学びを通して、自分の母国である日本のこと知らないなと実感しました。

実は無意識にしている自分の行動が日本のしきたりだったことに気が付いたりして
他の文化を通して、自分の国の文化を考えるよい機会にもなりました。

 

North Tec

North Tec(ノース・テック)はニュージーランド北島の北部のノースランド地方にある教育機関です。
キャンパスはWhangarei ファンガレイ にありますが、オークランドでもコースを受けられるところが数か所あります。
マオリ語、文化を学ぶならこのコースです。

Te Pōkaitahi Reo/Tikanga
テー・ポーカイタヒ・レオ/ティカンガ
詳細はこちら(英語):
https://www.northtec.ac.nz/programmes/te-reo/te-pokaitahi-reo-rumaki,-reo-rua-te-kaupae-3
https://www.northtec.ac.nz/programmes/te-reo/te-pokaitahi-tikanga-kaupae-3

 

現在、このプログラムを受けている途中ですがかなり実用的です。
週1日通って、月1回週末合宿があります。約一カ月に一回はアセスメントがあります。
英語で少し説明してくれますが、基本はマオリ語で授業は進行します。

ある程度のマオリ文化の知識がないと辛いです。
私もHe Papa Tikangaをやってなかったら、おそらく挫折していたでしょう。
それでもたまに頭を使いすぎてフリーズしてますが、それくらい学ぶことが多くて楽しいです。
バリバリのマオリ語環境なので、本気で学びたい人にはぜひ挑戦して頂きたいコースです。

 

 

チャッピーも勉強を手伝ってくれます。。。

 

 

いかがでしたでしょうか?

私の実践しているマオリ語、文化の学び方をご紹介しました。
まだ日本語でマオリ文化を学ぶ方法は少ないので、基本は英語でマオリ文化を学ぶ方法になります。
このブログが日本語でマオリ文化を学ぶことができる一つのツールになれたらいいなと思っております。
さらに勉強して、少しでも魅力をお伝えできるように頑張ります!

 

乞うご期待!

 

マオリ文化について調べたことある方、この言葉よく目にしませんか?

「地域や部族によって違います」

初めは気にしてなかったんですが、今はその意味がよーーーく分かります。

思っていたよりもマオリ文化は広く深かった!

 

先に申し上げておくと

私は Ngāpuhi-Nui-Tonu ンガプヒ-ヌイ-トヌ (NZ北島北部一帯の部族。)のマオリ語や風習を学んでいるのですが、同じマオリ語でも結構ちがうということを知りました。

この地域はヨーローピアンが初めに入植し始めた場所だったので、英語の影響を受けているようです。
そして、英語から言葉をもらった単語が多々あります。
区別するために「Ngāpuhi方言」と書きます。

(例)

練習

英語:Practice  → Ngāpuhi方言:Purakatihi プラカティヒ

クラス

英語:Class → Karāhe カラーヘ

写真

英語:Picture → pikitia ピキティア

 

 

Ngāpuhi方言では「W」が抜けている単語が多いです。

(例)

歓迎の儀式

Pōwhiri ポーフィリ →  Ngāpuhi方言:pōhiri ポーヒリ

マオリのことわざ

whakataukī ファカタウキー → Hakataukī ハカタウキー

 

 

一般的によく聞く単語との違いも多々あります。

(例)

良く知られたマオリ単語:Kahurangi カフランギ → Ngāpuhi方言:  Puru  プル
Puruは英語の影響も受けています。

Ngeru ンゲル → Tori トリ

ファンテイル

Pīwakawaka ピーワカワカ  → Tīrairaka ティーライラカ

 

ファンテイルは Pīwakawaka? Tīrairaka?

猫は Ngeru なのか Tori なのか。

 

 

Kahurangi, Ngeru, Piwakawaka も正解です。だけど、北島北部ではPuru, Tori, Tīrairakaと言います。
地域や部族での単語の違いが半端ない。

 

 

 

 

全然違う単語だし、一体どれが正しいの?という疑問が湧いて聞きました。
勉強してる身からするとめちゃくちゃ混乱します。

 

「日本語の標準語に当たるような標準マオリ語はないの?」

 

先生は言いました。

 

「ない」

 

自分の部族やその地域の言葉を使ってるそうです。

だから、もしマオリ語を勉強する方いらっしゃったら、
教えてくれる人の方言を自分の標準語にするのがいいのかなと思います。

 

そんな訳で、このブログで使うマオリ語は基本的にはNgāpuhi-nui-tonuの方言になります。
それを頭の片隅に置いて頂きながらこれから読んでくださいね。

 

 

 

 

通い始めたマオリ語クラスは一年のプログラム。
5週間ごとでテーマが変わります。

もちろんテストもあります。スピーキングとライティングです。
大変だけど、やりがいがあります。

Tangata 人 と  Moana 海

第一回目のテーマはTangata タンガタ (人)。
主に自己紹介の仕方を習いました。

せっかくなので、私の自己紹介をさせて頂きます。

Ko Tanigawadake te maunga.    コ タニガワダケ テ マウンガ
山は谷川岳。
Ko Tonegawa te awa.        コ トネガワ テ アワ
川は利根川。
Ko Air NZ te waka.         コ エアーニュージーランド テ ワカ
カヌーはニュージーランド航空。
Ko Hapanihi te moana.        コ ハパニヒ テ モアナ
海は日本海。
Ko Mozaemon te marae.       コ モザエモン テ マラエ
集会所は茂左衛門(地蔵尊)
Ko Ngāti Hapanihi te iwi.     コ ンガーティ ハパニヒ テ イウィ
部族は日本人。
Ko Ito te tangata.          コ イトウ テ タンガタ
先祖はイトウ。
Ko Yuka ahau.            コ ユカ アハウ
私はユカです。

基本形: Ko ○○ te  □□.    □□ は ○○。

○○に固有名詞(例:谷川岳)、□□に普通名詞(例:山)がきます。

普通名詞はこちら↓

  • maunga  マウンガ  山
  • awa    アワ    川
  • waka   ワカ    カヌー
  • moana   モアナ   海
  • marae   マラエ   集会所
  • iwi    イウィ   部族
  • tangata  タンガタ  先祖

固有名詞でマオリ語があるものをいくつかご紹介。↓

  • Ngāti Hapanihi  ンガーティ ハパニヒ    日本人
  • Hapanihi (te moana)  ハパニヒ(テ モアナ)   日本海
  • Moana-nui-a-Kiwa   モアナ・ヌイ・ア・キワ   太平洋

山や川、海などを聞けば、その人がどちらの出身か分かります。
私の出身地どこかわかりますか?

ヒントはこの私の足元にあります。

この自己紹介の仕方には困惑しました。

私の先祖って、誰?
山、川、海ってどこだろう?
マラエ(集会所)って何?と。

クラスメイトは「Mt Fujiとかは?」と提案してくれましたが
私自身は富士山にはあまり馴染みがなくて、ちょっと違和感がありました。

先祖なんてわかるの?って思うんですが、
マオリ族は約800年前に他の土地からカヌーで渡ってきた人々。
ご先祖様が誰か、どのカヌーで渡ってきたかが語り継がれていて分かるようです。
マオリではないクラスメイトも先祖や船を分かっている人がいました。

なぜか?
ニュージーランドって元々は人間がいなかったので、絶対に船などで渡ってきてます。だからちゃんと記録に残っていて辿れる人も多いのです。

集会所ですが、日本出身の私には「マラエ」というものがありません。
私のようにマラエがない場合は
「教会や神社、お寺、何かのときに集まるような場所」で良いそうです。
それでもすぐには思いつきませんでした。

逆にあっさりと出てきたのは 部族。
何を今更と思うかもしれませんが、改めて私は日本人なんだなと思いました。
あとカヌーも。
ここでいうカヌーは 船 という意味で「どの船でNZに来たか」を表わします。
なので飛行機でやってきた私の船は ニュージーランド航空(Air NZ) となります。

先祖は誰かまではさすがに突き止められなかったので、旧姓を当てはめることにしました。もし歴史上の人物が自分のご先祖様だったらぱっと言えたかも。

両親にも協力してもらい、リサーチした末、
群馬生まれの私は、小さい頃に遊んだりして馴染みのある場所を
自分の山、川、海、集会所として選ぶことにしました。
それが私の自己紹介になっています。

マオリ語学んでるんですけど、
ついでに自分のルーツを考えるいいきっかけになりました。

 

もしマオリ語で自己紹介する機会あったら、

Ko ○○ te □□.

ぜひ使ってみて下さいね。

 

 

*紹介しているマオリ語は私が学んだことを元にしています。
私の学んでいるマオリ語はノースランド地方の部族、Ngāpuhiの言葉がメインになっています。マオリ語は地域や部族によって単語などが違うこともあります。
私もまだまだ勉強中の身です。もし間違いやご意見、ご質問などありましたらご連絡下さい。

合宿最終日。

早朝に目が覚め、お茶を飲みながら朝食の時間を待ちます。
少しずつ他の人も起きて来て、話をしながら考えました。

@Shakespear Regional Park

今回色んな人と出会ったけれど
クラスを受けに来ているのはマオリの人が結構多い。半数ぐらい。
でも外見では意外に分からないのです。
マオリだと思って聞いたらサモアやクック諸島の人だったり、
ヨーロピアンだと思ったらマオリだったとか、しょっちゅうです。

マオリでもマオリ語を話せる人は少ないんだそう。
なので学びに来ているんですね。

 

親子や夫婦で受けに来ている人もいました。
母親が息子に勧めたとか、夫がマオリの血が入っているからとか。
自分の、または家族の言語を知るために
一緒に学ぶって素敵だなと思いました。

ちょっとびっくり、というか感動したことは
赤ちゃんや子供を温かく迎えてくれるところです。

クラスメイトにはまだ3か月くらいの赤ちゃんがいますが、クラスに一緒に連れて来ます。赤ちゃんを横に置きながら勉強しています。
赤ちゃんは他のクラスメイトが抱っこしたり、話しかけたり、もちろんクラスの人気者。癒されます。

父親と一緒に合宿していた3歳くらいの子もいました。
スピーチの時にうろちょろしたりして、笑いを誘ったりしてみんなを和ませてくれていました。びっくりしたのはその子がマオリ語と英語を話していたこと。
子供はすごいですわ。

これはマオリの文化なのか、この学校の方針なのか、はたまたNZ全体的に言えることなのか。まだはっきり分かりませんが、私はいいことだと思いました。

ミミちゃんもこの半年で色んなことを吸収しているのでしょう。

朝の話だけで長くなってしまいましたが、

前日同様、先生がギターと歌でみんなを起こし、朝食を頂きます。

今日のクラスは12pmまで。
前日は沢山のKupu hou(新しい単語)で頭が爆発しそうでしたが、
最終日はWaiata ワイアタ(歌)の日でした。

みんなで先生のギターに合わせて、歌詞を見ながら歌います。

これはとっても楽しかったです。
どんな歌を歌ったか?

それでは一部をご紹介。

 

He Hōnore ヘ・ホーノレ

これはNZの公立の英語学校に行っている時にも習いました。
Āmine  アーミネ は キリスト教のアーメン のことです。

 

Toro Mai トロ・マイ

これはNZに住んでいる人なら、
もしかしたら聞いたことがある人もいるんじゃないかなと思います。

Hareruia ハレルヤ

(「ia」はイとアを早く言うイメージで「ヤ」になります)
これは聞いたことがあると思います。でももちろんマオリ語バージョンです。

 

歌は習いましたが、まだ意味は分かってないです。
でも、「アーメン」が入っているのはクリスチャンの歌かなと推測できます。
これから毎週練習していくそうです。

これはぜひマスターして、歌えるようになりたいです。
ツアーする時にお客様にお披露目できるように頑張ろうと思います。

 

こうして、最終日は終了。

合宿は2泊でしたが、一週間過ごしたんじゃないかって思うほどの濃い週末でした。
帰ってもずーーーっと頭の中では歌が流れていました。

気に入った曲は、子供のように同じ曲をリピートしまくりで聞いています。
歌って楽しいですし、ただ暗記するよりも頭に入ってきますね。
これは英語でも使えるんじゃないかな。。。

 

よーし!
マオリ語話せるように頑張るぞー!

 

これからもクラスを通して学んだことや感じたこと、ブログご紹介していく予定です。

 

乞うご期待!

 

☆おまけ☆ 今日のKupu hou

Waiata ワイアタ (歌)