今日はちょっと真剣なお話。

ここしばらくブログを上げてませんでした。
マオリ語/文化クラスも終わりに近づき、ノースランドへマラエ宿泊の旅へ行ったり、アセスメント、仕事、ボランティア活動などで余裕がありませんでした。。。

それともう一つ、自分の中での葛藤と迷いがありました。

それは【マオリではない私がマオリのことを伝える】ことについてです。


Kaitaia の Te Ahu にて撮影
Kaitaia の Te Ahu にて撮影

少し前にこんなことがありました。

私のマラエ(マオリ式の集会所)では女性であれば、カランガ(Call/呼びかけ/ポフィリの最初のプロセス)という
神聖な儀式の一部を練習することができます。

ですが、これは私のマラエだけの話です。
私のマラエは「コミュニティーマラエ」なので、部族や国籍など関係なく、地域の皆さんを受け入れてくれます。が、他のマラエではそうはいきません。

しかし、厳格な部族の方々にはコミュニティーマラエであっても、若い人やマオリでない人がカランガをすることに対して違和感を与えることがあります。

実際にこう言われました。

「これは差別しているわけではないんだけれど、マオリではない人がカランガをするべきでないと思う」

「自分のマラエではその役割をさせてもらうのに、長い年月がかかった。誰でもできるものではない。」

正直な意見を聞けたことが嬉しかったです。
本当に私のことを思っているからこそ言ってくれた優しい言葉です。

Kaitaia の Te Ahu にて撮影



しかし、同時にショックでした。

私はカランガを練習させてもらってます。自分から「やってみたい!」と言いました。
私自身は決して儀式を軽くみていた訳ではないのです。
とても光栄なことで、神聖な儀式だと感じながら練習もしました。
日本人でカランガできる人に会ったことないので、だからこそ、日本人がマラエを訪れるときには(勝手ながら)日本を背負っているぐらいの気持ちでやってました。

マオリでもパケハ(ヨーロピアン)でも、日本人でも、皆を受け入れるのが私のマラエの代表の考え方であり、このマラエのしきたりです。
だから、私のマラエでは私がカランガをすることは許されています。

ですが、知らず知らず違和感を与えていたのです。
重々気を付けているつもりでしたが、それに私は気づいていませんでした。

皆様に誤解して頂きたくないのですが、彼女は私のことを否定しているわけではないですし、いつも沢山のことを教えてくれる優しいし、とっても頼りにしている人です。いつも感謝しています。
関係性ができてきたからこそ、正直に伝えてくれたんです。

このことは他のクラスメイトともシェアしました。
その結果、彼女がいるときはマオリでない人がカランガをすることを控えることにしました。
彼女は年上でもあり、知識も豊富です。それに彼女は彼女のしきたりに従っているので、それを尊重するべきだと。

日本でも同じですね。年上で経験豊富な方がいらっしゃったら、その方の考えを重んじ、従うのが筋だと思います。

今になってみると、ちゃんと理解していないのに、カランガをやることは失礼だったかもしれないとも思います。これは今でも正直悩んでいるところです。
でも過去には戻れないですし、経験させてもらったからこそ、さらにその重みや深さ、神聖さを感じることができました。

マラエからきれいな虹が見えました 


長くなりましたが、
こんなこともあって、ここ数カ月混沌とした日々を過ごしていました。

でも、そんな時にマオリ語の先生にこんな言葉をかけてもらいました。

「Yuka. Yukaは日本人。でもマオリの心/魂を持っている。色んな事いわれることがあるかもしれない。だけど、Haere tonu. 続けなさい。」

うれしかったです。

友人からもこんな言葉を頂きました。
「ブログ最近上がってないね。楽しみにしているよ。」

見てる人あんまりいないと思ってたので、とてもうれしかったです。

今でも難しさや迷いはあります。たぶん一生悩んでるでしょう。
ただ、私の経験を皆様にシェアすることは【私の役割】であると信じています。

皆様のお言葉にいつも助けられます。
Ngā mihi nui ki a koutou katoa.

本当にいつもありがとうございます。

考え過ぎて頻繁にはアップできませんが、地道に続けていきますので
どうぞこれからもよろしくお願いします。

マオリ式の鼻と鼻を合わせる挨拶、それをHongi(ホンギ)と言います。

普段ハグとかしない日本人にとってはちょっとドキドキしちゃいますよね。


ホンギはマオリ神話が起源です。

森の守り神タネ・マフタが赤土で女性を模り、鼻から息を吹き込んだことにより初めての女性が誕生した。そんな神話です。(部族によって多少違いがあります)

なので、ホンギをしてくれるってことは
大切な息吹を分かち合ってくれるってことであり、受け入れてくれてるってことです。

マラエに行って、ホンギをお断りするのは失礼になります。
儀式の時、相手がホンギをしてきた時はぜひして下さい。

でも初めは戸惑っちゃいますよね。
それも分かります。

なので、私なりのホンギのコツ、お伝えします。


<ホンギの方法とコツ>

Hongi(ホンギ)

1-右手で握手をします。

→Tēnā koe(テーナー・コエ) や Kia ora(キア・オラ)などの挨拶の言葉を添えると印象が良いでしょう。言わなくても大丈夫です。

2-相手の右肩に左手を添える。

→こうすることで、相手との距離感が掴みやすくなります。

3-顔を近づけておでこを合わせてから、鼻を合わせる

→「鼻と鼻を合わせる」と考えるのではなく、「おでこを合わせる」って考えましょう。そうすることにより鼻と鼻を合わせやすくなります。
ちなみに、鼻がつく瞬間は目は閉じてます。

<知っておくといいかも>

・メガネは外した方がベター

相手もメガネをかけていた時、メガネ同士が当たってしまい鼻がつきずらいこともあります。

なので私はマラエに行くときは極力コンタクトレンズで行くか、ホンギの時だけメガネを外します。

・部族によってやり方が違います。

鼻をちょっとつけるだけのところもあれば、鼻を付けた状態を数秒間維持し、じっくりと息吹を分かち合うところもあります。
それは、前の人のやり方を見ておく 又は 儀式の前に地元の人にやり方を聞いておくのもいいと思います。

・風邪を引いているときは例外

ホンギをお断りするのは失礼になりますが、例外があります。
それは風邪を引いている場合。うつしてしまいますんで。
そんな時は「風邪ひいているんでごめんなさい」と正直に言って、握手かハグだけにしましょう。



ニュージーランドに住んでるいても、ホンギする機会は今のところはそんなにないかもしれません。が、結婚式、お葬式、入学式、歓迎会などなどのフォーマルな場面で、その時がくるかもしれません。

マオリ語、文化は復活しています。
もっと触れる機会がこれから増えるでしょう。

マオリ文化はニュージーランドの神髄!
観光でニュージーランドにお越しの際はぜひマオリ文化にも触れてみて下さいね!


ではまた!
Mā te wā!(マー・テ・ワー)

マオリ語週間が




終わりました (事後報告)


2019年のマオリ語週間のポスター

ブログを毎日とか毎週更新している方って、すごい。


マオリ語を勉強している身として、
「マオリ語週間」って最高のネタ!
一年に一度の絶好のチャンス!

なのに、


どうしよっかなーって考えてたら結局何もできませんでした(;´Д`)
考えすぎました。


私にとっては毎週がマオリ語週間!ってことでお許し下さい。



Arohamai(アロハマイ) すいません。

先日、クラスで Matariki マタリキ について学びました。

ニュージーランドでは、
この時期になるとよく耳にする言葉だと思います。

何となく知ってるつもりでしたが、学んでみたら新しい発見だらけでした。

Matariki マタリキ って何???

Matariki マタリキ とは プレアデス星雲 のことで、
日本でいう 昴(すばる)です。

私達の先祖が同じ星を見てたって、なんかロマンチックですね。

そして、一般的には Matariki マタリキ は マオリ歴の新年 を象徴しています。

マオリのご先祖様は星を一つの頼りに方向を把握して
ニュージーランドへ渡ってきました。

また、星の動きをみて作物の収穫や次の年の準備などもしていたんです。

マタリキはいつ見れるの?

私、この時期だけしか見れないと思っていたんです。
が、実は他の季節でも見れます。
確かに思い返せば、冬じゃないときに昴が見えると思ったことありました。。。

ただ、4~5月頃に一度見えなくなります。その時期が作物を保存する時期です。

そして、6~7月頃に北東の明け方の空に再び昇ってきます
それがマオリ歴の新年に当たります。
今年(2019年)は6月25日からです。

しかし!マオリ歴の新年の始まりは部族によって違うんです。

マタリキだけじゃない。 新年の象徴 Puanga プアンガ

私が学んでいるマラエのマオリの人達は Puanga プアンガ という 
オリオン座のリゲル を新しい年の始まりとしています。

プアンガ は マタリキよりも 約2週間ほど早く昇ってきます。
今年は6月8日からでした。もう始まってました。

新年!って聞くと、日本のお正月みたいに
掃除して、飾り物して、お祈りしたり、初売りがあったりとかで
なんか盛り上がるのかなー、なんて想像してたんですが、、、

マラエの人達を見てるとそんなに盛り上がってる感じありません。
話題には出ますが、何ならいつもと一緒です。

もちろん、色んな場所でイベントはあります。
講演会とか、野外での儀式などがちょっとあります。
ですが、日本のお正月とは違います。


じゃあ、マオリの新年って何をするんでしょう?

マオリ新年の過ごし方

ニュージーランドの6~7月は冬。

この寒い新年の時期は、
火を起こし、家族で集まって仲を深めて、話を聞いて学んだりします。
そして、次の時期への準備するんです。

マオリ語の先生が言っていた言葉ですが、
「今はエナジーが低くなって体調を壊したり、メンタル的にも落ち込む時期。」

確かに今は風邪が流行っていて、体調崩している人多いです。
やたらめったら出かけるのは避けた方がいいかもしれないですね。

皆様もマオリのご先祖様に倣って
この時期は温かいところで家族や友達と美味しいものでも食べながら
話をして、関係を深めるのはいかがでしょうか?

そして、今の時期にあるマタリキのイベントに参加して
マオリ文化のこと、ぜひ学んでみて下さいね。

<参考>

Museum of New Zealand. (12/June/2019) The difference between Puanga and Matariki. Te Papa. Retrieved from https://www.tepapa.govt.nz

Qiane, M.(12/June/2019). Matariki: what to know about the Māori New Year, and how to celebrate it in 2019. The Spinoff. Retrieved from https://thespinoff.co.nz

私がマオリ語・文化を学んでいるマラエではちょっと変わった学習メソッドを用いています。

その学習メソッドは Te Ataarangi テ・アターランギ です。

マラエにマオリ語を学びに来ている人全員が英語を話します。
ですが、このメソッドでは マオリ語をマオリ語で 学びます。

テ・アターランギには基本ルールがあります。

<テ・アターランギの基本ルール>

1-英語をしゃべってはいけない(もちろん日本語もダメ!)
2-人の信念を貶してはいけない
3-お互いにプレッシャーを与えてはいけない
4-指名された人が話しましょう
5-謙虚に、そして礼儀正しく

この基本5つのルールに加え、他にもクラスでのルールがあります。

<クラスでのルール>

・クラスの前後には(英語でも)質問をすることができる
・授業中はノートを取らない(先生に指示された時を除く)
・机の上にはノートやペンなどの物を置かない(指定された時を除く)

クラスの始めと終わりに karakia カラキア(お祈り)をします。
このkarakiaをしたらクラススタート!マオリ語オンリーです。

これは私には非常にありがたいです。

第二言語が間に入ってこないので
ダイレクトにマオリ語を学べるのです。

<Rākau ラーカウ ‐マオリ語を覚えるツール‐>

クラスではRākau ラーカウ という、色と長さが違う棒を使います。
この棒で形を作り、その形と音を覚えます。
メモ代わりです。

例えばこんな感じです。これが何を意味しているか推測できますか?

テ・アターランギで使われる棒

これはマオリ語での自己紹介を学んだ時のものです。
それぞれの棒で作った形と言葉を覚えます。


この形は人によって違います。
ですので、先生が違うと全く違う形になったりします。

アターランギの棒を使った学習方法の例

ちなみに、Rākau は Tapu タプ(神聖)です。

Rākauを使っているテーブルでは飲食はできません(飲み水は例外)

そして

とにかく聞く!
とにかく声に出す!!
とにかく繰り返す!!!


授業中はメモを取ったり、携帯で調べたりしてはいけません。
聞くこと、見ること、発音することに集中します。


<一年間受けてみての感想>


私にはぴったりでした!

まるで子供のように、まず先生や先輩の真似をしてしゃべっていって
徐々に言葉を覚えていくんです。

歌やゲームもしました。
これがリフレッシュにもなるし、歌やリズムに合わせて単語が覚えらるんです。みんな大人ですけど、子供のように楽しんでました笑

テ・アターランギは実践的に言葉を習得したいのであれば
すごくいいメソッドだと思います。

みんなに合うわけではない。

ただ、中にはこのメソッドが合わない人もいます。

どうしても単語の意味が気になり英語でしゃべってしまったり
携帯で調べたりして、先生の話すことに集中できないのです。

その気持ちもよくわかりました。
一番初めのクラスでは分からな過ぎて泣きそうでしたし、
(正直ちょっと涙出てました。。。)

慣れない単語を覚えるのは結構なストレスです。
リアルに脳みそが痛いような、
頭がねじれているような感じになりました。。。

自分が伝えたいことをうまく伝えられないって辛いですよね。

ですので、途中で来なくなってしまう人もいました。

先生、クラスメイトに大感謝!

先生もかなりの忍耐が必要だと察します。

何度も、何度も、何度も、なーんども、私たちは同じ質問をします。

先生は嫌な顔せず、辛抱強く繰り返します。
それでも苦戦していると、言い方を変えたり
Rakāuを使ってメモを作ってくれたり、色々工夫しながら教えてくれました。

先生が良く言ってました。
「ここは安全な場所。失敗してもいいよ。学びの場所なんだから」と。
先生の仰る通り、私はめちゃくちゃ安心しきって
失敗を恐れず挑戦することができました。

クラスメイトにも感謝です。
覚えが遅く、英語もよくわかってない私でしたが、
そんなところも理解して、受け入れてくれました。
辛抱強く付き合ってくれて、いつも助けてくれました。

学べたのは言葉だけではない

このメソッドは言葉だけじゃなくて、
相手を尊敬すること、みんなで協力し助け合うことも同時に教えてくれました。


<さいごに>

もしマオリ語をこれから学んでみたいと思っている方がいらっしゃいましたら
その学校がどういう学習方法を用いているのかをチェックするのもポイントです。

英語を通してマオリ語を学ぶのか、マオリ語でマオリ語を学ぶのか。

Te Ataarangi(テ・アターランギ・メソッド)個人的におススメです。

これを英語の学習にも使えないかなーと思ったりもするんですが。。。

機会があったらぜひ体験してみて下さいねー。


Ka kite anō! カ・キテ・アノー
またね!

ニュージーランドの人に日本文化を紹介するページを始めました。

その名も 『KITEKITE きてきて』です。


インスタ: @kitekite_nihon
フェイスブック: @kitekitenihon
ブログ: https://kitekitenihon.blogspot.com
(マオリ語/英語)

始めたきっかけは主に2つあります。


マオリ語浸透に貢献したいと思った。

勉強していて思うのは、
マオリ語で情報を得られるところはまだ少ない。
例えば、マオリ語での日本の紹介は
ほとんど見たことありません。
マオリ語に触れる機会を少しでも増やして
少しでも多くの人に興味を持って頂けたらいいなと思っています。

私達の文化、日本のことを知ってもらいたい。


私達がマオリのことを知って
マオリやニュージーランドの人にも日本のこと知ってもらえたら
もっともっと分かり合えるんじゃないかと思うんです。
普段の会話でも、
共通点を見つけたら話も弾みますよね?
マオリと日本は類似点が多いです。
言葉の発音だけでなく、考え方も。
それがお互い分かったら、もっと仲良くなれるんじゃないでしょうか。


日本好きな方がいたり、マオリの知り合いがいたら、
「こんなページあるんだよー」なんて話のネタの一つにして下さいね。




〈おまけ〉
ニュージーランドやマオリのことを日本語で知りたいという方はこちらをぜひご覧ください。

【Yuka Kurihara(個人ページ)】

マオリ語の勉強のために始めました。
マオリ語の単語と共にニュージーランドのことを色々紹介しています。

インスタ: @yukakokako2011
フェイスブック: https://www.facebook.com/yukakokako2011
(マオリ語/英語/日本語)
*FBは個人ページなので、お友達申請の際はメッセージをお願い致します。


【Aotearoaholic Tours アオテアロアホリック・ツアーズ】

夫と共にニュージーランド(主にオークランド)の
食べ物、自然、文化、場所など
おススメをあれこれご紹介してます。

インスタ: @aotearoaholic_yk
フェイスブック: @aotearoaholic
ブログ: https://blog.aotearoaholic.com (日本語)


『KITEKITE きてきて』やこのブログが
皆さんにとってニュージーランドやマオリに
興味を持つきっかけになれたら嬉しいです。


また見に来てくださいね。
Ka kite anō! カ・キテ・アノー

2019年 マオリ語/文化のクラスTe Tohu Hiwi (テ・トフ・ヒウィ)が始まりました。


Te Tohu Hiwi は North Tecというノースランドの専門学校のプログラムです。


ノースランド・オークランド地方部族(ンガプヒ・ヌイ・トヌ)の
マオリ語・文化のディプロマを取得することができます。


修了すれば専門学校卒くらいのレベルになれるんです。


覚悟はしてました。


でも、思っていた以上のレベルの高さ。
アセスメントの内容までがすべてマオリ語でしか書いていない!


単語、文法、儀式のやり方、しきたり、などもレベルアップ。
マオリ守護神や神話、マオリの世界観についてさらに深く学ぶようです。

そしてそこに「英語をマオリ語に訳す」「マオリ語を英語に訳す」も。


早速、英語の子供の歌をマオリ語に訳して歌う課題が課せられました。

が、

その歌、聞いたことない。
英語の単語がわからない。。
英語の文法がわからない。。。


ぐわー ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ


クラスメイトは必死になって
マオリ語で英語の文法を教えてくれました。(授業中はマオリ語しか話せません)


なんと複雑な状況。。。


歌も「この歌知ってる?」って聞いてくれて、メロディーを歌ってくれました。

みんな、ありがとう(/_;)


これが私にとって一番の難関になるでしょう。



ここで先生のお言葉が。


今年はグループ発表も沢山あるそうです。
「マオリ語のレベルの違いや知識量の差はあるけれど
みんなで協力していくのもこのプログラムの一環。
誰一人置いて行ってはいけないよ。」

チームワークが重要なんです。


「後輩はあなたたちのこと見てるよ」
今年はLevel3で勉強している人たちの先輩として、私たちはお手本とならないといけません。
なんか日本っぽいですね。






今年もなんとか必死こいて、しがみついていきます。


乞うご期待!

マオリ文化に興味を持つと
マラエに行ってみたいなーと考える方もいらっしゃると思います。

 

Marae マラエ とは マオリの集会所 です。
イメージ的には 教会、お寺、神社、公民館のような場所です。

 

私にも自分のマラエがありますが、
他のマラエも訪れてみたいと常々思っています。

 

なぜなら、マラエの大体の構造は一緒でも
建物の名前、彫刻のデザインや意味などはマラエによって違うからです。

  

そんな訳で、他のマラエを観てみたい!行ってみたいんです!
が、、、それが結構難しいんです。

  

初めてマラエを訪れる際には、通常は Pōhiri ポーヒリ などの
歓迎の儀式を受けないといけません。
その儀式をして初めて、マラエに入ることが許されます。

  

マオリの人に会うと私はよくこの質問をします。

   

「あなたのマラエに行けるチャンスはない?」と。

   

事前に連絡を取り、大人数で行く場合は受け入れてくれることもあるようですが、少人数ではなかなか難しいようです。

Aotearoaholic Toursでも15名~20名様向けのマラエツアーを扱っております。気になる方はこちらをご覧ください。
マラエ体験ツアー→https://aotearoaholic.com/2018/11/25/marae_experience/

   

でも、
「年に数回開催されるイベントの時は一般にもオープンにしてるからマラエに行けるかもよ」 
という情報をゲット!

  

だから、マラエに行ってみたい方はイベントの時がチャンス!

  

注目のイベントは Waitangi Day と  Matariki です。

  

Waitangi Day ワイタンギ・デー  毎年2月6日 です。
マオリと英国が条約を締結した記念日です。

  

Matariki マタリキ  5月下旬から7月頃にあるマオリの新年です。
プレアデス星団(すばる)が明け方の空に見える時期がその新年に当たります。

  

イベントの一番初めに必ずPōhiriが行われます。
Pōhiri  歓迎の儀式 を観たことない人はぜひ観て下さい。
ちょっと日本語にも似た響きのマオリ語、ぜひ聞いてみてくださいね。

 

 

<おまけ>
このブログをアップした日から一番近いのはワイタンギ・デー。

2019年2月6日に行われるイベントの紹介しておきます。

*ただ残念なことに、開催場所の感じからするとマラエには入れないかもしれません。
やっぱりマラエを訪れるのはなかなか難しいですね。
でも Pōhiri はありますし、マオリ文化には触れられますよ。

  

Waitangi Festival 2019 (ノースランド地方)

ワイタンギ・トリーティー・グラウンドで普段は展示されているカヌーNgātokimatawhaorua ンガートキマタファオルア が実際に海に浮かぶところを見ることができます。その他、伝統ダンス、音楽、フードなど盛りだくさんです。
場所:Waitangi Treaty Grounds, 1 Tau Henare Drive, Waitangi, Bay of Islands
詳細:https://www.waitangi.org.nz/dl/Waitangi-Festival-Programme-2019.pdf

  

  

2019 Waitangi Day Ki Okahu(オークランド)

場所:Orakei Domain, 11 Tamaki Drive, Orakei, Auckland
時間:10:00am – 3:00pm  10amポヒリ
ケリータルトン(オークランドの水族館)のすぐ近くが会場です。
Ngāti Whātua Ōrākei ンガティ・ファートゥア・オーラ―ケイ部族とオークランド・カウンシルの共同運営のイベントです。
詳細:https://www.eventfinda.co.nz/2019/2019-waitangi-day-ki-okahu/auckland/orakei

  

  

Waitangi ki Manukau(オークランド)

場所:Manukau Sports Bowl Greyhound Racing Club, Te Irirangi Drive, Manukau City, Auckland
時間:9am-5pm   9amポヒリ
オークランド・カウンシル運営のイベントで Te Wananga o Aotearoa テ・ワーナンガ・オ・アオテアロアが支援しています。
詳細:https://www.eventfinda.co.nz/2019/waitangi-ki-manukau-2019/auckland/manukau-city

   

その他、気になるイベントがありましたら
Aotearoaholic ToursのFacebookでシェアしますので、ぜひフォローしてくださいね。

 

それでは
Ka kite ano! カ・キテ・アノー またね!

マオリ語・文化クラス無事に修了しました!
(最終日は12月始めでした。ご報告遅くなりました。。。)

振り返れば短かったような、長かったような9か月間でした。

週一回のクラス + 週末合宿 計8回。

しがみつきました笑

良いマラエに恵まれたおかげです。本当に感謝です。

マオリでも、ニュージーランド生まれでもない私を受け入れてくれた 教育機関やニュージーランドの教育制度に感謝です。

そして、良い先生達、クラスメイトにも大感謝です。

あと、このブログを読んで頂いている皆様、お友達の皆様
応援して頂いてありがとうございました。

おかげさまで1年やり遂げることができました。

皆様、ありがとうございました!
Ngā mihi ki a koutou katoa.  ンガー・ミヒ・キ・ア・コウトウ・カトア。
Tēnā koutou katoa. テーナー・コウトウ・カトア。

Whāia te iti Kahurangi 高みを目指す   @Wenderholm Regional Park

11月末に最後のクラスがあったんですが、

マオリ語だけで一人ずつ
この1年を振り返りと今後の抱負をスピーチしました。

涙あり、笑いありの最後のクラスになりました。

マオリ語ほぼゼロだった私もちょっとだけ話せるようになりましたよ。

でも片言だし、まだまだ知らないことばかり。

なので、マオリ語と文化の勉強を続けることにしました。

Ki te tuohu  辛抱強く @ Wenderholm Regional Park

しかし!次のレベルというのはNZQA Level 5(専門学校くらい)

今回修了したのがLevel3だったので、いきなり一個飛んじゃってます。

来年度はさらに必死でやらないといけないでしょう。。。

次のクラスは2月15日の合宿からスタート!

Koe me he maunga teitei  成し遂げられる @Wenderholm Regional Park

実は今回のブログに載せた3枚の写真は
Hakataukī(ハカタウキー) マオリことわざ です。
日本語で言うと 石の上にも三年 が近いでしょうか。

このハカタウキーの通り、
辛抱強く、目標に向かってコツコツとやっていこうと思います。


今年はもっと日本語での情報を発信したり、
日本とニュージーランド(特にマオリ)を繋ぐことをしていきたいなーと
思っております。

頑張るぞー!Kia kaha!!!   キア・カハ

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

Tēnā koutou katoa. テーナー・コウトウ・カトア

ニュージーランドに住んでいたり
旅行でマオリのセレモニーを観に行ったことがある方は
聞いたことがあるかもしれません。

マオリ文化をお話しするには Tapu タプ と Noa ノア は不可欠です。

バシッと訳せる言葉がないのでイメージで捉えて頂ければと思います。

 

Tapu タプ

神聖 スピリチュアル 守護神 先祖 制限された 守られた あの世

ここでは「神聖」と表わすことにします。

 

Noa ノア

日常 通常 普通 制限のない 安全な この世

ここでは「日常」と表わすことにします。

 

この概念は マオリ文化においてとっても重要 です。

ニュージーランドには「神聖」なエリアがあります。
そのエリアは 立入禁止 又は 制限されています。

そして、もし「神聖」なエリアに立ち入った際は「日常」に戻す必要があります。

 

この「神聖」から「日常」に戻すことを Hakanoa ハカノア と言います。

それをできるものはこの3つです。

・Karakia カラキア(お祈り)
・Kai カイ(食べ物)
・Wai ワイ(水 ただし飲み水は例外)

 

では、具体的にどこが「神聖」なエリアなんでしょう?
一例をご紹介します。

 

Pōhiri ポーヒリ(歓迎の儀式)

マラエで行われるPōhiri(歓迎の儀式)は「神聖」です。
儀式中の最中は飲食はできません(飲み水はOK)。
そして、儀式の最後に必ず食事があります。

マオリの歓迎の儀式はただその場の人を歓迎しているだけではありません。
Karanga カランガ(呼びかけ)によって死者を呼び寄せ
お互いのご先祖様も含めて歓迎する儀式です。
このように違う世界に近づくので、最後に「日常」に戻すハカノアのプロセスが必要なんです。

そう考えるととっても神聖ですね。

私のマラエの Whare Tupuna「先祖の家」

・Wharenui ファレヌイ

Wharenuiファレヌイ(大きな家)又は Whare tupuna ファレトゥプナ(先祖の家)は
マオリの集会所である一番大きな建物です。この建物の中は「神聖」です。

中では食べ物を食べてはいけません。

マオリの人々はファレヌイには先祖の魂がいると信じています。
そこに「日常」に戻す役割をする食べ物を持ち込むと「神聖」に穴を空けてしまって、
魂が迷ってしまうかもしれないそうです。

あと、これは余談になりますが
建物の中にはご先祖様の写真が飾ってあるのですが、その写真を撮るのもNGです。
いくら写真でもお亡くなりになった方を撮るのは良くないと考えられているようです。

 

・Urupā  ウルパー(お墓) 

お墓も「神聖」な場所です。
出入り口には必ずお水が置いてあります。
お墓から出る際には手を洗い、お水を体に振りかけます。
お水で「神聖」から「日常」に戻します。

日本の禊落としに近いかもしれませんね。

 

何となくTapu「神聖」とNoa「日常」のこと分かって頂けましたか?
この概念がマオリの習慣、儀式を理解するにはとっても重要なんです。

マオリ語の文法にも影響してくるんですよ。

 

ちょっと覚えておいてくださいね。

 

では、
Ka kite anō! カ・キテ・アノー! またね!